MSCプレチオーサクルーズ5日目-2
スペイン・バレンシアを離れ船は次の目的地へ。
今夜は2回目のフォーマルナイトです。
2着目の着物を皆様に披露した母と、その夜彼女を襲ったアクシデントの話。
それから、同じツアーの方が万引き犯に!? というお話をしていきましょう。
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目次
海外で着物再び!着物姿は船内で母ひとりだけ?
今夜は2回目のフォーマルナイト(ガラディナー)です。
母も2着目の着物でスタンバイ。
この着物は母が長年持っているものなので、
着付けも前回に比べたら早めに終わりました。
エレベーターに乗り、レストランに行く途中のロビーに降り立ちます。
周りの方々が再び
「キモノ?OH!キモーノ。」とささやいてくれます。
本当に着物という単語はどこで覚えるんだろう?
それにしても着物の母とロビーを歩くのはまたまた気持ちよかったです。
「(ちょっと!あれ見て!)」
「(しっ!)(ほらっ)」指差す
ヒソヒソ…..
見慣れないアジアのドレスに気付いた人がそばにいる家族全員をつつきまわして指差すものだから、
自然と私たちの進行方向があきます。
(^^)
モーゼの十戒の気分です(大げさ。爆)
母が恥ずかしがらず堂々とモーゼになっていたのには感服しました。
「アニメーション….」と聞こえた様な?
日本のアニメでキモノを見たのかな?
海外クルーズで着物を着るなら
カラフルな花柄とか、裾にくっきりと日本的な絵柄があった方が
もっと外人さんにはウケるのかもしれませんが、
母の地模様だけの年配向け(?)の着物でもバッチリ注目の的になっていました。
母がこのクルーズに着物を着られて、本当に良かったと思います。
最初は皆さんの「ヒソヒソ….」具合にビビリますが、
とりあえず笑顔で堂々と歩けば周りが好意的なのが分かります。
コソコソ言ってても目があうとニコッと笑ってくれます。
欧米人のこういう所を見習いたいものです。はい。
とても印象深い瞬間でしたよ。
私はamazonで買った激安ドレスで臨みます。(画像はモデルさんです)
※商品画像をクリックすると詳細が見られます。
まさかの母の着物と色がカブりました
(;^ω^)
ガラディナースタート・・・とその前にこぼれ話~ワタクシ シドニーの勘違い~
実は私、シドニーは旅行前にとんでもない勘違いをしていたんです。
以前私がオーストラリアにいた頃(※自己紹介参照)に覚えたガラナイトが同じものだと思っていたんです・・・
オーストラリアにガラー(Galah)という非常に鳴き声がうるさい鳥がいます。
ガラー(モモイロインコ)
オーストラリアの童謡にも「おいガラー、お前うるさいよ」などと歌われています。
あまりにうるさいその鳴き声にちなんで、
オーストラリアでは、どんちゃん騒ぎになるパーティーの事を
ガラパーティー(Galah Party)又はガラナイト(Galah Night)と言います。
ガラナイトにはドレスコードはありません。
Tシャツ短パンで主催者の家にお酒などを持参して出かけたり、
BBQしながら皆で楽しく酔っ払ったりします。
ふざけて自宅のプールに落とされる可能性もあります。笑
ガラナイト(Galah Night)=どんちゃん騒ぎ(オーストラリアだけの言い回し?)
*スペルも違いますよね。
もちろんオーストラリアの人は正式なGala Dinnerを知っていて、
あえて似た発音のGalah(鳥)にかけて あとから作った言葉だと思います。
私はどんちゃん騒ぎの方のガラナイトしか知らなかったので、
最初このクルーズ旅行のドレスコードを見た時
↓
「〇月〇日のドレスコード:ガラ(絵はタキシードとドレス)」
私は疑う事なく “みんなこの日はおしゃれしてバカやるんだな” と思ってました。
よ、良かった。出発前にちゃんとGalaとGalahの違いに気付いて……。
( ゚∀゚;)タラー
もし気付かないままだったら、
みなさぁーん♪何静かに食べてるんですかぁ~?
今夜はガラなんだからぱあーっと
盛り上がりましょうよぉ!
ほらぁ!ヾ(≧▽≦)ノヾ(≧▽≦)ノ
あぶないあぶない。
(今度こそ)ガラディナースタート!
スモークサーモンは好きなのでメニューにあるとついオーダーしてしまいます。
チーズリゾット、おいしかったです。
美味しい食事をいただきながらツアーの皆様と今日の各自のバレンシアの行動を報告し合います。
お料理の写真をもっとご紹介したかったのですが、
ツアーの方の恐ろしいお話に釘付けで、
他のお料理の写真撮るのを忘れた様です。
♪~<(゚ε゚;)>(言い訳)
華やかなガラディナーの席で恐怖体験話にくぎ付け!
何と、今日、新婚カップルの旦那さんがスーパーで万引きしたと勘違いされ、
個室に連れていかれてスペイン語で責め立てられたとの事!
聞けば私たちが缶詰やドレッシングセットを買った同じスーパーメルカドンナで!
お土産をどっさり買おうと大きなバックパックを背負って入店したのがいけなかったらしく(?)
ずっとスペイン語で何か言われ続け、
困り果てた旦那さんは
やばいな。この先何時間も拘束されたら船に戻れない。
しょっていたバックパックの空っぽの中を開けて見せたそうです。
中を見た途端、周りの扱いがガラッと変わって、ほどなく解放されたそう。
いやー。良かった。
そんなびっくり話を聞いていたらディナーもすぐにお開きに。
食べ過ぎて飲みすぎて、ウエストがきついまま、シアターへ向かいます。
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