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カタール航空,ドーハ経由,ハマド国際空港

お久しぶりの黄色いくま ハマド国際空港

はい。着陸すると機内にコーランが流れます。

他の飛行機からも降りる人達と重なって、
ものすごい人数が だらだらと空港の入国窓口に向かいます。

私達ツアーの16人は、旗を掲げる添乗員さんのすぐ後ろに固まって
歩いていたのですが、どんどん他の人に入られ、バラバラに(苦笑)

空港内通路の幅は広いので
「横入りされた」と言ってしまうとちょっと語弊があるのですが、
みなさんこの先の列で長時間待つのは当然イヤなので入国窓口に到着するまでには1人でも多く抜きたいという感じでした。

母を見失ったら大変なので、私達は腕をしっかり組んで、ラブラブな恋人同士の様に通路を歩きました。

中東の方々も西洋の方々も背が高いので、もう全く前が見えません。
少し不安になりましたが、窓口を抜けたら添乗員さんがちゃんと目立つ所で待っていてくれました。
良かった…

そして、その後方に、1週間ぶりの巨大な黄色いクマが見えました。

私

あ-、ここに出るのね

この後は勝手知ったる空港内です。
1週間前に5時間かけてウロウロしましたからね。

ドーハ,ハマド国際空港,旅行記





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ハマド空港での7時間

添乗員さんに連れられて、仮眠が取れる「クワイエットルーム」を何箇所か見て周ります。

クワイエットルームとは(再び解説)
長いトランジット中に仮眠が取れる様に、横になれる長イス(リクライニング度150度位かな?)がズラッと設置されているスペースです。
(広い部屋だと50人~60位の長椅子がある)

部屋の電気は消せないので、持参したタオルや上着をブランケットやアイマスク代わりにしている人が多数。
誰でも出入り出来るので熟睡して荷物の盗難にはご注意を。

クワイエットルームにも色々種類がある様です。
・女性専用
・ファミリー用
・男性専用?(記憶あいまい) など
入り口に分りやすく絵で説明してあります。

何箇所かイスが空いている所はありましたが、16人全員が場所を確保出来るほどガラガラの部屋はありませんでした。
解散後、各自で休憩所を見つける事となりました。

そして、のちほど私たちが集合する搭乗口前に来ました。

美人添乗員さん美人添乗員さん

はい。では皆さん、こちらに7時間後に集合して下さい。
あ、正確にはもう6時間後ですね?

仮眠を取る方は携帯のアラームかけて寝て下さいね。
集合時間にここに来れないと、私は探しに行けませんから。

ツアー参加の方々ツアー参加の方々

はーい。

 
一同解散となりました。





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空港でさまよう母娘 6時間どう過ごす?

6時間の過ごし方!プラン1:仮眠を取ろうか?

母と2人、他のクワイエットルームをのぞいてみます。

私

イスが遠く離れるけど、何とか2人分確保出来るなー。

しかし私が気になったのが、部屋に入った途端に感じたかすかなスパイシーなニオイ(体臭?)。

そりゃあ、これだけの人がひとつの部屋で寝れば、無臭というわけにはいかないとは思います。

そして、部屋に入ってしばらくすれば、きっと慣れてしまい、何も感じなくなるだろうとは想像するのだけど、やっぱり最初で気になってしまった。

母も両隣がおひげのアラブの男性に挟まれて眠るのもきっと緊張するだろうなあ。
(イスとイスとのスペースはちゃんと大きめに空いています。)

母と相談の結果、
「眠る時は普通の待合のイスでいいよね」
という事になりました。

⇒出発編でも触れましたが、クワイエットルームの他にもテレビルームやリラックススペースというような名前で、長椅子とオットマンがついた落ち着いて眠れそうな場所があります。
しかし数が圧倒的に少なく、競争率も高いのです。

どんなにハマド空港の利用者が多いかが分ります。

6時間の過ごし方!プラン2:お土産買おうか

クワイエットルームの場所取りを諦めた私達は、免税店やお土産屋さんをまわる事に。
※写真はイメージです

アラブ名物 デーツ(なつめやし)

なつめやしは昔、会社の上司のお土産で頂いた事があります。
その時はたっぷりと砂糖の蜜もかかっていて極甘だったような…

魔法のランプ

アバヤグッズ(民族衣装)

免税品

空港内隅々まで歩いてお店を巡ってみましたが、沢山ある免税店は結局どこも同じような品揃え。
(成田もそうですよね)
ゆっくり、じっくり見てまわりましたが、
結局何も買いませんでした。





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6時間の過ごし方!プラン3:何か食べようか

カフェテリアへ行ってみました。

深夜だったので、広い店内の1部のみ営業。
巻き寿司、サラダ、グリルチキンとライス、それしか準備されてません。
食事している人はほんの少数。
寂しい印象。

このカフェテリアの他には、小さなカフェがあちこちにありましたが、アメリカ的なお店(マック、スタバ、ケンタ、サーティーワンなど)はありませんでした。

あ、ベルギーの老舗ゴディバの売場は大きな店舗がありました。

6時間の過ごし方!プラン4:ひと眠りしようか

人通りの少ない場所で待合イスを見つけ、ここで仮眠を取る事にしました。
(周りには既に寝ている方々がいらっしゃいます。)
持参したブランケットを母にかけてあげます。

私も隣で大き目のタオルをかけて貴重品をしっかり抱えて眠りました。

2時間位は眠れたと思います。
もっと短かったかな?

やはり明るくて騒がしい空港内。
快眠とはいえませんでした。
まあ、つづきは飛行機の中で眠ります。

おトイレへ行き、洗面・歯磨きなどをゆっくり行う。
おトイレは何箇所もあり、個室も沢山あるので混み合いません。





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6時間の過ごし方!プラン5:お茶でも飲もうか?

母がコーヒーが飲みたい。と言ったので、近くのカフェに入ってみました。

カフェの中はほとんどの人がテーブルに突っ伏して寝ています。

後ろのテーブルは西洋人の4人家族がワイワイと凄く楽しそうにトランプをしていました。
よく見ればお兄ちゃんと妹は共に中学生位。
多感な時期なのにお父さんと仲が良くてほほえましい。

母はホットコーヒー、私はボトルのエビアンをオーダー。

しばらくは今回の旅の思い出を話していたのですが、気がつけば私たちもウトウトと寝る体制に。

私

嗚呼。
ほほえましいと思っていた後ろの4人家族の歓声が今はうとましい。
いいかげんトランプに飽きて寝てくれないものか?(笑)

ようやく搭乗時刻がせまって来たので、カフェを出る事にします。
メニュー表はカタールの通貨の表記だけど、会計はどの通貨でも大丈夫。
10ユーロ札を渡し、
「おつりは要らないわ」
とカッコ良く決めた!

つもりだった・・・
「マダム、ドリンク合計とチップとを合わせるとちょうど10ユーロ位ですよ」
と言われてしまい、赤面。
ええー?チップも計算しても多めに渡したと思ってたのにぃ。
ハズカシー。
(//∇//)

そそくさと搭乗口へ向かい、飛行機に乗りました。
ばいばい。カタール。お世話になりました。

今カタールは国際情勢がちょっと困った事になっているけど、
早く元通りになる事を祈っています。

最終話に続きます!

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最後までお読みいただきまことにありがとうございます。

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