MSCプレチオーサクルーズ2日目-番外編
大型客船で楽しむクルーズ旅行。
船に乗っていれば、
寄港地から寄港地へと運んでくれるので、
とても快適で効率がいい旅ができます。
そう。
船に乗ってさえいれば・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
今回はクルーズの旅行記の番外編として、
クルーズ旅行中に添乗員さんから聞いた、
ホントにあったクルーズ船に乗り遅れた話!を
お届けしたいと思います。
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目次
クルーズ船の寄港地の楽しみ方はそれぞれ。ただし自己責任!
クルーズ船の寄港地の楽しみ方はいろいろあります。
・個人で気ままに寄港地を散策する
・船の中で船の施設を楽しむ
今回私たちは寄港地のパレルモで
MSCプレチオーサ主催のオプショナルツアーに参加しました。
この日の出港時間は17時。
最終乗船時間はそれより30分前の16時半でした。
(出港時間と最終乗船時間は
毎日お部屋に届くクルーズ新聞に大きく記載されています。)
今回のパレルモの教会巡りというオプショナルツアーを終えた私達は
早めに船に戻ってきましたので、もちろん問題なく乗船できました。
しかも、オプショナルツアーはMSCプレチオーサ主催なので、
万一バスが渋滞などに巻き込まれ、出港時間を過ぎても
船は出発せず、バスを待っていてくれます。
でも、船の出港が遅れた場合、船会社は多額の追加係留費用をその国に
支払わなければいけないそうなので、
船側に責任がない場合は一切お客様を待ちません。
個人で市街地へ出て、うっかり出港時間に間に合わなかった場合、
船は容赦なく出港します。
そして、そんなおそろしい体験をした日本人の話を
添乗員さんが
最近の体験談
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寄港地でクルーズ船に乗り遅れたある日本人のおはなし By添乗員さん
ここからは私たちがお世話になった添乗員さんから伺った
ある旅行者の恐怖の体験談です・・・
(>_<)
過去のクルーズ添乗で、乗船間もないある日、
添乗員さんの船室に船事務局から電話が。
今日船に乗り遅れた日本人から電話が船にかかっている。
話を聞いてもらえないか?
電話に出てみると、個人で手続きをして乗船した新婚ご夫婦。
(つまり添乗員さんのお客様ではありません)
二人はこの日、町を散策後、帰りはタクシーではなく、
現地の雰囲気を味わいたいために路線バスに乗ったそうです。
バスの終点が
「自分の船が停泊中の港」
という事をちゃんと確認して乗車したのですが、
バスはいくつもの町を経由して
予想外に時間がかかり、やっとの事で港へ着いた時、
船は既に洋上にいたとの事。
(港で夫婦で泣いたそうです。)
その新婚ご夫婦は添乗員さんにこんなお願いをしてきたそうです。
自分たちはもう船に戻るのは間に合わないと船会社に説明された。
なので部屋にある荷物をスーツケースに入れて、
日本の住所まで着払いで送って貰えないか?
こうして添乗員さんは、自分のお客様ではない新婚さんの部屋へ入り、
出されていた全ての荷物をスーツケースへ入れてあげたそうです。
くしくもその夜はフォーマルナイト。
クローゼットには新品のドレスと黒スーツが準備されていたそうです。
(/_;)(悲)
こうしてこの新婚さんは、
大金を払ったクルーズ旅行は数日しか楽しめず、
乗り遅れた都市の滞在分の宿泊費を支払い、
その国からの帰りの飛行機代
(正規料金と思われます)を支払い、
日本へ帰ったのでした。
現地での着替えなど、その他諸経費も
かかった事でしょう。
そして、後日届くスーツケースも着払い。
恐ろしい おはなしでした。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
明日は個人で街へ出るから、
ゼッタイ時間までには帰らねば。
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クルーズ船の寄港地での乗り遅れ・・・特にヨーロッパクルーズは注意ですよ!
船に乗り遅れた場合、
次の停泊地まで自腹で移動しなければいけないのですが、
だからこそヨーロッパクルーズでは乗り遅れてはいけません。
なぜなら、次の寄港地まで移動するときに、
国境を超える可能性が高いんです。
そして国境を超えるには
パスポートが必要。
パスポートは船の中・・・
結果として、先の新婚さんのように旅行は中止なのに、
高額の費用を支払わなければならなくなってしまうことも。
みなさん!
くれぐれもクルーズ船の乗り遅れにはご注意を!
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