​        

ドレスを着て救命胴衣を2つ持って走る!当たる!!

念願のシャワー!待ちに待ったシャワー!!
旅行記,シャワー

長時間の移動で疲れが出たようで、1時間後に集合と言われたのに、
シャワーを浴びているうちになぜか1時間半後に集合と思い込んでしまっていた。

シャワー後、支度中に我にかえり

私

(◎_◎;)
あれ?1時間後って言ってたっけ?

と、突然思い出した!!
大変だ。また皆さんを待たせちゃう!

1時間後だったとするとあと5分で集合時間だ!
大慌てで準備をすると母に急いでこう告げた。

私

お母さん、私、救命胴衣2つ持って先に行くから。
事情を説明して皆さんには先に訓練行ってもらうね。
お母さんは支度出来次第、5階に来てね。

エレベーター使うの難しかったら、申し訳ないけど階段を使ってね。
ごめん。時間ないから先いくね!

すっぴんにワンピース、髪は束ねただけ、鬼の形相で胴衣と共に階段を下る。
私

なんで母は集合時間聞いてないのぉ。日本語なのにぃ。

私

なんでもっと余裕をもって避難訓練のスケジュール組まないの?
 この船は!

悶々と考えながらぐるぐる階段を駆け下りる。
 ↓
はい。すみません八つ当たり。時間を間違えたのは自分です。
旅行前、母に「全部任せて♪」と言ったのも自分だった。

スポンサードリンク


ようやく避難訓練が開始!はじめての救命胴衣に興味津々(しんしん)

ゼエゼエしながら5階に到着。
(@_@;)
ちらほら皆様の顔がある。
やっぱり集合は1時間後だったんだ!
事情を説明し、先に行ってもらう。
Aご夫妻が、自分たちも残って一緒に母を待つと言って下さった。
(T_T)/~~~
お心遣いありがとうございます。いいんです!どうぞお先に。

お母さん、まだかなー。
ここで私がエレベーターで部屋を見に行ったら
入れ違いになっちゃうかも。
じっと待とう。

待つ事15分。

母がゆっくりゆっくり階段を降りて来た。
(>_<)
ごめんなさい。膝が悪いのに。
やっぱり母一人ではエレベーターは乗れなかったか。

船のエレベータについて

中央エレベーターホールにはエレベーターが並んで4基ある。
(エレベーターは他の場所にも幾つかある)
ボタンを押せば、扉が開く数秒前に4基あるうちの
どこかの扉の上のランプが点滅する。(日本も同様)

しかし、ランプの点滅時間がちょい短い。
高齢者(母)にとっては直前に光る様なもの。

そして、4基あるので、
扉が開いてから移動したのでは母の足では間に合わない。
閉まるのが早いのだ。

中に乗ってる人達が、「各駅停車」にイラだって、さっさと「閉める」ボタンを
連打する場合もあります。(特に子供)
中の外人さんに向かって「Hold on!」「Wait, please….」
とか言えれば…..また違うんでしょうけどね。





スポンサードリンク


船内シアターで避難訓練レクチャー!救命胴衣もまた楽し。

母を少しソファーで休ませて一緒に避難訓練が行われているシアターへ向かう。
旅行記,プレチオーサ,シアター

説明はイタリア語、フランス語、英語、スペイン語、
ポルトガル語、その他、全て1人の男性が話すのには驚いた。

私

これがヨーロッパなのね。

日本語の説明は無かったが、救命胴衣の装着方法はジェスチャーやスクリーンの図解映像で
良く理解出来ました。(スクリーンでは何度も映像が流れます)

救命胴衣を初めて着用。モッコモコ。
あまりにモッコモコなので、バブルサッカーみたいに、他の人と思いっきりぶつかり合いたい
衝動に駆られる(笑)
バブルサッカー,旅行記

それにしてもいまどきの救命胴衣って発信機が内蔵されているんだー。
笛もついているー。
( ̄▽ ̄)

スポンサードリンク


避難訓練は続くよ!いつまでも。で、また場所移動!!

胴衣を脱いだらシアターを出て、グループ毎に分かれ
各避難場所へ行くという。
緊急事態が起こったら、このシアターでは無く、
部屋の扉の内側に書いてある「避難場所」に直接向かうのだ。

私の部屋にはI(アイ)と書いてあった。
オレンジの胴衣にもIと縫いつけてある。
Iの避難先はグリーンサックスバー。

現在地は船首で、バーのある船尾までずっと歩かなければいけない。
大型客船ともなると、船とはいっても全長はかなりある。

私たちが乗船したプレチオーサは全長333.30m
東京タワーの高さとほぼ同じだ。
プレチオーサ,クルーズ,全長

プレチオーサ,東京タワー,全長

母にはしんどそうだからレセプションのソファーで待っていてもらおう。
そのままそこがディナーの集合場所だし。
と考えた。

ディナーは各自でレストランへ直接行くのだが、
初日のみ集合して添乗員さんがレストランの場所を教えてくれることになっていた。
私

お母さん、階段で1階だけ下に降りたらレセプションがあるから、そこのソファーで待ってて

そのうちに皆が来て、一緒にディナーに行くから。
私ももちろんそこへ行くから。

分らなかったらここで、このまま待ってて

母

はいはい。

こうして母とはカジノ入り口の階段前で別れた。

スタッフの旗につづいて救命胴衣を2個持って歩く。
大人数なので船尾までは意外と時間がかかる。

やっとグリーンサックスバーに到着。
プレチオーサ,旅行記,クルーズ

スタッフさんスタッフさん

ここが“I”の皆さんの緊急時の集合場所です。
間違ってシアターへは行かない様に。
救命ボートに乗るにはここからスタッフの指示に従って…..

みたいな事を言っていた。

解散後、救命胴衣を部屋に置きに行き、レセプションで母を捜す。
プレチオーサ,レセプション,旅行記

いない。

そうか。違うエレベータホールの階段で降りたから、
まだレセプションが探せないんだ。
この5階のどこかで迷っているに違いない。

一難去ってまた一難。
まだクルーズは初日だというのに・・・

さてこの後どうなったか。
バタバタの旅はまだ始まったばかりですが、
長くなるので今回はこの辺で。

MSCクルーズ,地中海

にほんブログ村 旅行ブログ 船旅へ
にほんブログ村

スポンサードリンク


最後までお読みいただきまことにありがとうございます。
サイトマップ(記事一覧)
地中海クルーズ旅行記2016関連記事:
地中海クルーズヨーロッパ旅行記2016夏のまとめチャート

クルーズ8日目:ローマ(クルーズ最終日)

前のページ


こちらもご覧ください

最初のページ